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構成・演出: 鈴木勝秀
出演: 水夏希、石橋祐、牧田哲也
アコーディオン演奏: アラン・パットン
観劇日: 2017年5月4日(木) 14:00
上演時間: 90分(休憩なし)
劇場: よみうり大手町ホール
チケット代: 8,900円[ぴあポイント交換](10列) [パンフレットなし]


【感想 (あくまでも個人的なものです)】

「パンク・シャンソン」とあるので、奇抜な演出なのかと思いきや、至ってオーソドックスな朗読劇+歌でした。

舞台にはエディット・ピアフの等身大マネキンが置いてあります。
身長は149cmだそうで随分と小柄です(水夏希さんと比べると、その対比が際立ちます)。

朗読劇は、ピアフがもうすぐ死を迎えるという病床で、人生を振り返るという構成で進みます。
アラン・パットンさんのアコーディオンをバックに、所々、水夏希さんが歌います。

ピアフのことは、もちろん知っていましたし、「愛の賛歌」も聴いたことがあります。
でも、その生涯は知りませんでした。
何となく波乱万丈の人生なんだろうな、とは思っていましたが、小さい頃は路上で寝泊まりをしたこともあったとか……。
それがナイトクラブで見いだされ、あっという間にスターダムにのし上がっていきます。
スターになった後も、お子さんが病死したり、恋人を飛行機事故で亡くしたり、自身も自動車事故に遭い、治療のために使ったモルヒネで中毒になったりしたそうです。

朗読劇は、最後、「愛の賛歌」を水夏希さんがアカペラで歌います。

GWのとても贅沢な午後を過ごしました。



※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
https://r.pia.jp/review/pia/list/reviewr/20832/insert_date/1